2025.01.27
子どもの読書離れを楽しく解決!長岡造形大生x県内企業のコラボ企画が2月1日スタート
この度、長岡造形大学(新潟県長岡市)、北越コーポレーション株式会社(新潟県長岡市、以下北越コーポレーション)、株式会社トップカルチャー(本社:新潟県新潟市、以下トップカルチャー)、長岡市の産学官連携の取組の一環として、子どもの読書離れを楽しく解決することを目的としたオリジナル長岡野菜しおりのプレゼントキャンペーンを長岡市内蔦屋書店全店舗にて開催します。本キャンペーンは、長岡造形大学池田研究室の「社会と街をつなげる研究(ソーシャルデザイン)」の一環として取り組んだ市内企業視察・企業視察結果発表会をきっかけとして学生の提案に企業2社が共感し実現しました。長岡市は「NaDeC構想」の一環として、産学連携事業に取り組んでおり、大学と企業2社とのマッチングのサポートを行いました。産学官連携の1つの成果として、本取組を広く周知していただくとともに、ぜひともご取材のほどよろしくお願いいたします。
キャンペーン概要
『心のけんこうに、読書を。体のけんこうに、野菜を。』
オリジナル長岡野菜しおりプレゼントキャンペーン
日時:2025年2月1日(土) ~ ※なくなり次第終了
会場:長岡市内 蔦屋書店全店舗(長岡古正寺店・長岡新保店・長岡花園店)
内容:キャンペーン開催中に本を1冊買うと、長岡造形大生が考案したオリジナル長岡野菜しおりを1枚プレゼントします。しおりは全5種類。全て集めると1つの素敵な絵が完成します。
その他:しおりの台紙には北越コーポレーションの「じょうもん スノーホワイト」を使用しています。
ご取材いただける場合は、1月30日(木)までに蔦屋書店 長岡古正寺店(TEL: 0258-29-5030)
までご連絡いただければ幸いです。
これまでの経緯
2024年の同研究室の課題解決テーマは「地元の素材を使いデザインで生活を豊かにすること」。素材の中でもデザインを取り扱う学生にとって特に身近な”紙”が題材になりました。6月7日(金)に同研究室の学生が課題解決テーマの発案や発想を得るために市内の企業を視察。7月26日(金)には米百俵プレイス ミライエ長岡にて、企業視察結果発表会を開催し、県内企業向けにプレゼンテーションを行いました。
コメント
・キャンペーンを企画した長岡造形大生のコメント(長岡造形大学視覚デザイン学科3年生)
子どもの頃から私自身は本を読むのが好きでしたが、周りの子たちが本をあまり読んでいないことを長年課題に感じていて、デザインの力でいつか解決してみたいと考えていました。今回の企業視察で北越コーポレーション様の、これまで触れたことがないような様々な紙を実際に手にとって、今回のしおりのアイデアを考えました。この企画では子供の本離れと、地元の人に長岡野菜をもっと知ってほしい、という2つの課題解決を目指しています。子供から大人までが 思わず本に挟みたくなって、本を楽しみたくなるデザインになるよう工夫しました。
・北越コーポレーション株式会社のコメント
今回の池田研究室の課題研究テーマと、弊社グループの企業理念である「私たちは人間本位の企業として、自然との共生のもと技術を高め 最高のものづくりによって、世界の人々の豊かな暮らしに貢献します。」という想いが重なる部分が多いと感じ、弊社長岡工場の紙製造マシンの視察受け入れと課題提案サンプル作成用の「紙」素材ご提供を、協力させていただきました。今回の企画を通して、学生さんの新鮮なアイデアと長岡で製造された素材「紙」を組み合わせて生まれる、ものづくりの可能性や新たな価値を少しでも多くの方に知っていただけると嬉しいです。
・株式会社トップカルチャーのコメント
「デザインの力で、本を読むきっかけを創りたい」その想いに共感し、企画に参加することにいたしました。「読書文化を広めたい」「地元の特産品を知るきっかけを発信したい」といった本企画の主旨は、持続可能な書店創りを目指す当社において、親和性が高く、よい取り組みになると考えました。また、どの作品からも、作り手の人柄や、企画に込めた想いを感じることができ、お客様に、とても喜んでいただけると感じております。
問い合わせ
企画・デザインに関すること:長岡造形大学 地域協創課 大﨑 TEL 0258-21-3321
課題提供「しおり」用紙に関すること:北越コーポレーション株式会社 長岡工場 佐藤 TEL 0258-24-0630
キャンペーン・課題提供に関すること:株式会社トップカルチャー 佐々木 TEL 025-232-0008
産学連携の支援に関すること:長岡市商工部産業イノベーション課 門脇 TEL 0258-39-2402