生成AI活用に向けた実証プロジェクト共創ワークショップ 開催レポート
ながおかDXセンターの活動の一環として、日本オラクル株式会社ソーシャルデザイン推進本部による「未来を創造するワークショップ」を開催しました。
2025年7月14日から全3回、生成AIの社会実装をテーマに、地域の課題・ニーズを深堀し、AI活用のテーマを考えました!
~1回目~
4チームに分かれて、「ブレインライティング※」という手法でアイデアを書き出しました。さらに他チームのテーブルを回りながら、意見を出し合い、アイデアを膨らませました。
※ブレインストーミングが意見を「発言」するのに対し、ブレインライティングでは「書く」ことでアイデアを出します。前の人が書いたアイデアをヒントに、連想して次のアイデアを書き加えていくことで、アイデアが連鎖的に広がっていきます。

~2回目~
「シックスハット※」という手法を使い、アイデアに対してポジティブな人・ネガティブな人など、違う視点で意見を出し合いました。出し合った意見に対して解決策を考え、抽出された2つのテーマを具体化させました。
※参加者が異なる6色の帽子をかぶることで、それぞれの帽子の色に対応した特定の視点(事実、感情、創造性、懸念、肯定、俯瞰)で物事を考え、限られた時間内で効率的に多様なアイデアを生み出したり、意思決定を導いたりすることができます。
~3回目~
前回抽出したテーマについて、「SCAMPER法※」と「3W1H」を用いて、アイデアを深堀し、新しいサービスを考えました。また参加者同士の対話を通じて、サービスの具体的な方向性や可能性を整理しました。
※既存のアイデアや製品を7つの視点から見直すことで、新たなアイデアを発展・量産するための発想法です。
今後は、ワークショップの内容を元に、サービスを実現するための実証用AIアプリの開発に挑戦していきます。
初回のワークショップの様子はこちら