【特別企画 NaDeC BAR ミツバチ】vol.24 開催報告

NaDeC BAR ミツバチとは?
みなさん、こんにちは!NaDeC コーディネーターまつえです。
NaDeC BAR ミツバチは、毎回ゲストと一緒に楽しくおしゃべりしながらつながる交流イベントです。今回は、地域おこし協力隊コラボ企画「それ地域おこし協力隊とやらせて下さい」リレー形式交流会の1つ企画として、2025年8月20日(水)に第24回目を開催しました。
テーマは「 市民活動×企業「長岡で前向きに働き暮らしていくこと」』」
今回のゲストは、地域おこし協力隊として活動中の若手社会人。NPO法人市民協働ネットワークの岡崎さんと、NaDeCコーディネーター末永が登壇しました。
「生い立ち」「仕事のこと」「これから」の3つのテーマで話を広げ、テーマごとに、ゲストから投げかけられる「問い」を参加者の皆さんとともに、考え、対話しました。

ゲスト登壇者 岡崎航さんのお話
今回のゲストの岡崎さんは、「晴れの国」岡山県で生まれ育ち、長岡造形大学への進学を機に長岡での暮らしを始められました。大学生活は必ずしも思い描いた通りには進まなかったものの、その経験を含めて赤裸々に語ってくださいました。
特に転機となったのは、大学4年生に参加したインターンシップ。「いろんな働くがある」と感じたそうで、その体験が新潟で働くきっかけとなり、研究活動や個人で取り組んでいた「生理(月経)」に関する活動へとつながっていきました。活動を頑張る中で、心が疲れています経験もありや、これまでの取り組みを通じて、現在所属するNPO法人市民協働ネットワーク長岡や市民活動に出会うことになったそうです。そして進路が決定。
現在は長岡市の地域おこし協力隊として活動し、市民活動の現役世代に向けたアウトリーチをミッションに具体的な仕事での取り組みを紹介してくださいました。当日は、これまでの歩みをグラフにまとめ、どのような出来事が今の活動につながっているのかを分かりやすくお話しくださいました。
ゲスト登壇者 末永かりんのお話
もう一人のゲスト、私、末永かりんは、三重県松阪市の出身。小学校2年生からは、日本一自由な学校といわれる「きのくに子どもの村学園」に転入し、寮生活を送りながら、現在の自身の価値観の基盤を形成し学んできました。高校卒業後は一度これまで学んできた学校に就職し、その後大学受験を経て都内の大学へ進学しました。
長岡市との出会いは、「長岡市×長岡造形大学大学院イノベーター育成プログラム(通称:いのプロ)」を知ったこと。その後大学院への進学と同時に地域おこし協力隊として活動をスタートし、自主企画のワークショップや市内高校での授業、学校に通いづらい中学生の居場所づくりなど、2年間にわたり取り組みました。
いのプロ任期終了後(大学院修了後)は、協力隊3年目をNaDeCコーディネーターとして活動。NaDeC BASEを拠点に、市内の大学生と企業との関わりを生み出すきっかけづくりなどの活動を紹介しました。当日は、自身がこれまでどのような選択を重ね、現在の活動に至っているのか、その歩みを振り返りながらお話しさせていただきました。

ゲストから参加者に投げかけられた「問い」をもとに、それぞれ2つのチームに分かれて、話をしていきました。過去の経験や今後の思いを話していただく中で、「共通点があった!」「一緒にできるかも!」といった新しいつながりが生まれていたように思います。終了後も立ち話が止まらず、NaDeC BASEやミツバチのイベントが人と人をつなぐ場になっていることを改めて感じられる時間になりました。
