山古志「やまあかり」に参画
10月17日(金)~11月3日(月)で開催されている山古志「やまあかり」の企画の一部にNaDeC学生委員会も参画しました。

やまあかりとは?

「やまあかり」は、新潟県長岡市山古志地域で開催されるライトアップイベントです。
棚田や棚池など、山古志ならではの美しい里山の風景をやわらかな灯りで包み込み、幻想的な夜の景観を演出します。
この地域は、日本農業遺産にも登録された「雪の恵みを活かした棚田・養鯉文化」が息づく場所。イベントでは、自然と人の営みが生み出す原風景を「あかり」を通して体感することができます。
会場となる山古志闘牛場周辺では、約1kmの散策コースが設けられ、訪れる人々がゆったりと夜の里山を歩きながら光の演出を楽しめます。環境に配慮したLED照明を使用し、静寂と光が調和する癒しの空間が広がります。
協働することになった背景とは…?
「やまあかり」は、日本農業遺産に登録された棚田・棚池のある山古志地域を舞台に、幻想的なライトアップで地域の魅力を発信するイベントです。本年は開催3年目を迎えたものの、企画運営スタッフ体制が手薄で、これまでデザイン等の広報・演出面まで十分に手が回らないという課題がありました。そこで、域外からの注目を高めるべく、若年層による感性・ネットワークを活かした新たな企画を導入するため、NaDeC学生委員会との協働が実現しました。
ツアーも実施しました
NaDeC学生委員の多くが市外・県外出身で、長岡地域から出る機会が少なく、山古志地域に行ったことのある学生が多くありませんでした。まずは、山古志を知ろうということで、ツアーも実施し、中越地震からの復興も含め、山古志の熱量を感じるところから始まりました。現在のメンバーは中越地震発災当時を知らない世代でもあり、被害の深刻さもそこから立ち上がってきた熱量も非常に刺激的だったと話しています。






実際の企画では…
やまあかりのデザインにおいて、長岡花火をテーマに選定しました。長岡を象徴するものとして「花火」をテーマに据えたのは、新潟全体の代名詞である「米」と並び、あるいはそれ以上に強い印象を与えられる地域資源だからです。この花火は、戦後の復興を象徴するものとして、長岡市民にとって特別な意味を持ち、毎年多くの観客を魅了しています。今年は、戦後80年の節目の年であることも考慮し、この重要な歴史的背景を踏まえ、長岡花火をデザインに取り入れることにしました。長岡市の誇りである花火の魅力を、新たな視点から地域全体で感じてもらいたいと考えています。



「やまあかり」について
- 日時:2025年10月17日(金)~11月3日(月)17時~21時(最終入場:20時30分)
- 会場:山古志闘牛場周辺
- 料金:300円/人
学生委員会の情報はこちらから!
- メール:nadec.gakusei@gmail.com
- 電 話:070-4031-0881(NaDeC BASE受付)
- 担 当:原(長岡市商工部産業イノベーション課 地域おこし協力隊 NaDeCコーディネーター)

