夢中にさせる“場所”が人を育てる
ながおか技術教育 支援機構
TESONA(テソナ)理事長
高橋 ゆたか さん
17年前から市内で工作教室やロボコン教室などを開催し、科学技術の魅力や面白さを広める。製造メーカーOBや元教職員、市内学生などのメンバーと共に活動中。
2020年8月当時
小学2年生のときに、青少年文化センターで科学の楽しさと出会い、この世界にのめり込みました。今の私があるのは、あの場所があったからです。
ロボコンやプログラミングに興味を持ってもらうには「最初に夢中にさせる」ことが肝心だと考えています。この活動を通して長岡の産業を担う人を育てたいという想いがあるんです。
実際に教えていた子どもの中には、今、長岡で技術者として活躍している人や世界に目を向け、研究者になった人もいます。
米百俵プレイスには、“誰もが、いつでも”ロボコンなどの先端技術に触れられる場所になってほしいです。人を育てるには、興味を持つきっかけや刺激を与えてくれる、そんな拠点が必ず必要になってきます。
将来、“米プレ”が世界大会などが開かれるロボコンの聖地になってくれたらうれしいですね。