米百俵プレイス ミライエ長岡
シンボルマークとロゴを担当
廣村デザイン事務所
廣村 正彰 さん
グラフィックデザインを中心に、美術館や商業・教育施設などのCI(コーポレートアイデンティティ)計画、VI(ビジュアルアイデンティティ)計画、サインデザインを多数手がける。主な仕事に、日本科学未来館、横須賀美術館、すみだ水族館、台中国立歌劇院、アーティゾン美術館、東京2020スポーツピクトグラム開発に携わる等。
主な受賞歴に、毎日デザイン賞、KU/KAN賞、SDA最優秀賞、グッドデザイン金賞ほか。
近著『デザインからデザインまで』(ADP)ほか。多摩美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、AGI会員。
2022年2月当時
ミライエ長岡のシンボルマークのデザイン意図やマークに込めた思いについて教えてください。
6つの三角形は、長岡の学び・歴史・文化・産業・未来・交流を表しています。 三角のピースを組み合せて「ミライエ長岡」の頭文字「M」をシンボルにしました。
6色の多彩な色づかいは、未来をつくり出す明るい気持ちと多様性を表現しています。これらのピースは、タングラム(図形パズル)のように「M」以外にもさまざまな形へと変化させて展開することも想定しています。
長岡の皆さんにもこのシンボルマークから新たな発見や着想を得て親しんでいただけたらうれしいです。
ミライエ長岡が、地域にとってどのような施設になっていくことを期待しますか。
地域の人たちが日常的に利用してもらうことはもちろん、年齢、地域、国を問わず人々が交流、協力し、アイデアや夢が実現できる施設になることを期待しています。
長岡の印象を教えてください。
長岡には豊かな自然や、イノベーションを起こしてきた歴史があります。米百俵精神を受け継ぎ、この地に愛着を持つ方々が多いと感じました。
ミライエ長岡を活用する長岡市民へメッセージをお願いします。
自由な発想とさまざまな交流により多彩な才能が生まれ、長岡の未来へつながる活動の拠点になることを願っています。