【開催レポート】LLP長岡2026

2026年7月18日(土)、米百俵プレイス ミライエ長岡「ミライエステップ」にて、起業家育成プログラム「リーンローンチパッドプログラム長岡2026(LLP長岡2026)」の集大成となる DEMO DAY が開催されました。5月16日の開講から約2ヶ月にわたってビジネスプランを磨き上げた受講生たちが、それぞれの事業アイデアを審査員・コメンテーター、そして会場に集まった多くの方々の前で堂々とプレゼンしました。長岡のまちに、新たなスタートアップの火種が灯った一日となりました。
本記事では、プログラムの歩みからDEMO DAY当日の熱気までを振り返ります。
もくじ
リーンローンチパッドプログラム長岡(LLP長岡)とは?
長岡市は、市内の大学・高専や長岡商工会議所とともに、「NaDeC構想」に基づく起業支援プログラム「ファーストペンギンプログラム」を実施しています。アイデアの種を見つける段階から起業後の成長フェーズまで、挑戦のステップに応じて一貫した支援を行っています。(詳細はこちら)
リーンローンチパッドプログラムは、ファーストペンギンプログラムの一環として、令和元年度から実施している起業家育成プログラムです。「デザイン思考」や「リーンスタートアップ」など、事業をゼロから実現するための手法を学び、約2ヶ月間のプログラムを通して、アイデアの創出、ビジネスプランの作成、プランの発表、そしてアイデアの事業化を目指します。(2026年度のイベントHPはこちら)
今年度で8回目の開催となる本プログラムからは、これまで多数の起業家が誕生してきました。今年度は過去最多となる45名が参加し、約2ヶ月間のプログラムに取り組みました。成果発表会である「DEMO DAY」では、最優秀賞のほか3つの賞が設けられ、熱いビジネスピッチが行われました。

協賛企業のご紹介

DAY1~DAY6の様子(実施期間:5/16~7/17)
本プログラムでは、DAY1~DAY6の全6回の集中講義を通して、ビジネスプランを構築します。アイデア発想から始まり、商品価値の検証、ビジネスモデルの設計、収益モデルの設計、ビジネスプラン化まで、事業構築における主要ステップを「実践」しながら学ぶプログラムとなっています。今年度からは講義の合間に隔週で「振り返り会」を実施するなど、各チームの検証活動を継続的にサポートしました。
プログラム中には、今年度のメンターを務めた安宅 理彩 氏(株式会社カナタ 執行役員CDO)、樋口 剛琉 氏(株式会社スタイルアーツ 取締役 COO)、永江 健太郎 氏(株式会社レインボーブライト 代表取締役)に受講生をサポートいただくとともに、デザインの考え方やAIを活用したプロトタイピングなど、各々の専門分野を生かした特別講義を行っていただきました。











DEMO DAYの様子(7/18実施)
DEMO DAY(成果発表会)では、12チームが7分間のビジネスピッチを行いました。どのチームも直前まで準備、修正を重ね、約2ヶ月の成果を精一杯発表しました。
当日は、長岡市の髙見真二副市長による開会挨拶で幕を開け、農業タレントとして活躍する田中さき氏のMCのもと、会場は終始熱気に包まれました。発表者は緊張しながらも、高い熱量をもって発表し、コメンテーターからの質問に対しても、自身をもって回答していました。





DEMO DAY 表彰式・審査結果
今年度は、最優秀賞(賞金10万円)、優秀賞(賞金5万円)、NTT東日本賞(賞金5万円)の3つの賞に加え、特別賞として、事業創造キャピタル賞が贈られました。なお、最優秀賞・優秀賞・NTT東日本賞を受賞したチームには、2月に長岡で開催されるリーンローンチパッド全国大会への出場権が与えられました。
審査結果
| 最優秀賞 | バブリーチ | 人に寄り添うシフト作成を。<伴走型サポート>アプリ「シフトパズル」 |
| 優秀賞 | IM Compass(アイエムコンパス) | FanHive(ファンハイブ) — 推し活の『買い逃し』をゼロにする、みんなのカレンダー |
| NTT東日本賞 | Five-ish(ファイブイッシュ) | 知識をつなぎ、学びを循環させる「KnowLoop」(なう・るーぷ) |
| 事業創造キャピタル賞 | AWAY(アウェイ) | W杯の熱をJリーグへつなぐWebアプリサービス MeetPitch(みーとぴっち) |




受講生の声
終了後のアンケートで回答いただいた受講生の皆さんの感想をお伝えします。多くの参加者が、本プログラムを通じてさまざまなことを学び、大きく成長された様子が伝わってきました。
- 5月に会社を退職し、勇気を持って参加しましたが、こんなにも得るものが大きいのに無料なの!?と感じる濃密な2ヶ月でした。
- 何も案がない状態でもここまでやり切れることを学びました。ビジネスは日常のちょっとした瞬間に生まれるチャンスがあるということに気づけました。
- アイデアだけでなく、収益性も含めた総合的な考え方を学べました。何よりも、普段出会うことのできなかった仲間との繋がりが得られました。
- 知らない人とのチームでどうなるか不安でしたが、自分にないものを持っている人との融合で、可能性は無限だなと強く感じました。
- ピボット(方向転換)したことによって、事業の正しい進行方向が決まったことが大きな収穫です。
- 自分の大学だけでなく、他の学校や社会人の方々と繋がれたのは、長岡に来たばかりの私にとって大きな財産です。
- 最高です!開放感でいっぱいです!LLPで得たものは「自信」です!
おわりに
約2ヶ月にわたって取り組んできた、LLP長岡2026。
45名の受講生が集まり、チームをつくり、アイデアを出し、何度も議論し、実際に顧客の声を聞きながら、自分たちのビジネスプランを磨いてきました。思い描いていたアイデアを大きく方向転換したチームもあれば、検証を重ねる中で新たな可能性を見つけたチームもあります。DEMO DAYで披露された12チームのビジネスプランは、そんな試行錯誤の積み重ねから生まれました。
受講生の皆さん、約2ヶ月間、本当にお疲れさまでした。
そして、修了おめでとうございます。
また、本プログラムの実施にあたり、多大なるご支援・ご協力をいただいた協賛企業、メンター、審査員、コメンテーターの皆さまをはじめ、LLP長岡2026に関わってくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
未来に願いを込めて──長岡発・次世代アントレプレナーの挑戦はまだまだ続きます。
次なる一歩に、ぜひご期待ください。
運営体制
主催:長岡市
共催:NaDeC構想推進コンソーシアム、ながおか創業応援ネットワーク
協賛:NTT東日本株式会社
運営:一般社団法人新潟県起業支援センター(CLIP長岡)
お問い合わせ
長岡市商工部産業イノベーション課
Tel:0258-39-2402

